同意なしに性行為を強いられた経験をお持ちの方へ。まず伝えさせてください——あなたは悪くありません。起きたことはあなたのせいではありません。
このページでは、相談できる場所と、利用できる支援・制度を整理します。どこに連絡するかを一人で決める必要はありません。
まず連絡できる場所
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
♯8891(#はなしを きいてくれ)
全国共通のワンストップ支援センター相談ダイヤルです。医療・法律・カウンセリングを一つの場所で受けられる支援センターへの案内をしてくれます。
- 24時間対応しているセンターもあります(地域によって異なります)
- 匿名での相談が可能な場合があります
- 医療費・緊急避妊費用の公費負担について案内してもらえる場合があります
警察への相談
♯9110(警察相談専用電話)
被害届を出すかどうかを決める前に、まず電話相談することができます。すぐに届け出をしなくてはならないわけではありません。
緊急の場合は110番でも相談できます。
産婦人科への受診
緊急避妊薬(アフターピル)は、性暴力被害の場合、公費(税金)で負担される制度があります。窓口によって手続きが異なるため、まずは支援センター(#8891)や警察(#9110)に連絡して、最寄りの対応医療機関を案内してもらうのが確実です。
緊急避妊について
性暴力被害の場合も、緊急避妊薬は72時間以内の服用が目安とされています。「まず相談してから」と思っていると時間が経ってしまう場合があります。できる限り早めに#8891か医療機関に連絡してください。
産婦人科を受診した際に「性暴力被害である」ことを伝えると、公費負担の手続きが受けられる場合があります。
体や心のケア
性暴力の後には、心と体に様々な反応が出ることがあります。恐怖・混乱・麻痺したような感覚・フラッシュバックなどは、異常な状況に対する自然な反応です。
専門のカウンセラーや支援員に話すことで、気持ちの整理がしやすくなる場合があります。支援センターには心理士やカウンセラーが在籍している場合もあります。
記録しておけること(できる範囲で)
証拠は後から必要になる場合があります。できる範囲で:
- 着ていた衣類を洗わずに保管する
- 体を洗う前に医療機関に連絡する(DNA採取などが可能な場合があります)
- 起きたことの日時・場所をメモしておく
ただし、これらができない状況でも相談・受診はできます。証拠がなければ相談できないわけではありません。
よく気になること
「すぐに決断しなければいけない?」
いいえ。相談するかどうか、被害届を出すかどうか、今すぐ決める必要はありません。まず安全な場所に身を置き、信頼できる人や窓口に連絡してみてください。
「信じてもらえるか心配」
支援センターのスタッフや医療機関は、あなたの話を聞くために存在しています。ためらわずに連絡してください。
