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アフターピル服用後の副作用と、吐いてしまった場合の対処

監修:薬剤師 岡本 妃香里監修者情報を見る

アフターピル服用後の副作用と、吐いてしまった場合の対処

アフターピルを飲んだ後、体に何かが起きると「大丈夫だろうか」と不安になりますよね。このページでは、服用後に起こりやすいことと、吐いてしまった場合の対処を落ち着いて整理します。

服用後によく報告される副作用

以下は、緊急避妊薬(レボノルゲストレル製剤)の服用後に報告されることのある症状です。多くは一時的なものとされています。

消化器系

  • 吐き気・気持ち悪さ(13.9%)(最もよく報告される副作用の一つです)
  • 下腹部の痛み・違和感(13.5%)
  • 腹痛

神経系

  • 頭痛(12.3%)・頭の重さ
  • めまい(9.7%)・倦怠感

生理・出血関連

  • 消退出血(生理と似た出血)が服用後数日〜数週間以内に起こることがあります
  • 次の生理が早まる・遅れる(4.6%)場合があります

副作用の出方には個人差があり、ほとんど感じない方もいれば、強く感じる方もいます。これらの副作用は、体内のホルモン量が変化する過程で起こる一時的な症状であることがほとんどのため、過度に心配する必要はありません。

服用後に吐いてしまった場合

服用から2時間以内に吐いた場合、薬が十分に吸収されていない可能性があります。この場合は、できるだけ早く薬局・医師・オンライン診療に連絡して、再服用の必要性について相談してください。

服用から2時間以上経ってから吐いた場合、一般的に薬はすでに吸収されているとされることが多いですが、不安な場合は医師・薬剤師に確認してください。

具体的な判断は状況によって異なるため、自己判断せずに購入した窓口(薬局・オンライン診療・医療機関)に相談するのが安心です。

症状が続く・強い場合

以下の場合は早めに医療機関を受診してください:

  • 激しい腹痛が続く
  • 大量の出血がある
  • 高熱が出た
  • 副作用が数日以上続いて辛い

「効いているか」の確認方法

副作用の有無と避妊効果は直接関係しません。副作用は、個人の体質やホルモンの影響によるものであり、副作用がある=薬が効いている、副作用がない=薬が効いていないではないのです。副作用が強くても弱くても、効果の確認は別の方法で行う必要があります。

服用後に生理が来るかどうか、および適切な時期に妊娠検査薬を使うことが確認の目安です。検査薬を使う時期については「妊娠検査薬はいつから使える?」と「検査薬タイミング診断(服用後)」もご覧ください。

よくある質問

吐き気が辛い場合、何かできることはありますか?
アフターピルによる吐き気がある場合、医師に相談して吐き気止めを処方してもらうとよいでしょう。医療機関によっては、事前に相談しておくことでアフターピルと一緒に吐き気止めを処方してくれるケースもあります。服用後に激しい吐き気を感じた場合は、無理に動かず、楽な姿勢で安静にし、水分を少しずつ補給して様子を見ましょう。
副作用が全くない場合、効いていませんか?
副作用が出ないことは珍しくなく、副作用の有無と薬の効果は別物です。効果の確認は適切な時期に妊娠検査薬で行うのが基本です。
消退出血は来ましたが、次の生理はいつ来ますか?
緊急避妊薬の服用後、次の生理の時期がずれることがあります。一般的に1〜3週間程度の前後はあるとされることが多いですが、個人差があります。詳しくは「アフターピルを飲んだ後、生理はいつ来る?」をご覧ください。

参考文献・出典

この記事の監修者

薬剤師 岡本 妃香里

薬剤師(薬剤師登録番号:464962

本記事は、薬剤師が内容を確認し、公的機関・学術団体の情報および医薬品情報に基づいて監修しています。

ℹ️この記事は情報整理を目的としたものであり、医学的な診断や妊娠の判定を行うものではありません。 記載している内容は一般的な情報をもとにした目安です。 実際の対応や服用の可否については、必ず医師・薬剤師にご相談ください。

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